「特選小説」にインタビュー

「特選小説」の九月号に、『世界の性習俗』の著者インタビューが掲載されました。
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徳川埋蔵金の謎

徳川埋蔵金のドキュメンタリーを見た。前から思っているが、埋蔵金の世界は完全に狂気とオカルトの世界だ。爺さんが何か石を発掘して「ほらここに〇〇〇と文字が書いてある」としゃべるシーンには戦慄した。どう見ても、そこには文字など何もなかったからだ。

ちょっとでもひっかき傷や窪みがあると、それが埋蔵金のありかを示す文字の列に見えてくるわけ。

「かごめかごめ」に埋蔵金のありかが歌いこまれているとか、ある寺の門に書かれた漢詩が埋蔵金のありかを示す暗号なのだ、といった説もそう。埋蔵金に心を奪われると、すべてが埋蔵金を指し示すものに思えてくる。

そもそも埋蔵金を埋めた人が、なぜわざわざ金のありかを歌にしたり、寺の門に書いて宣伝するのだろう。埋めた人からしたら、簡単に見つけてほしくないのに。埋蔵金を埋めた人の心理に立ち返るべきではないだろうか。

Chet Baker Sings




Chet Baker singsは本当に奇跡的だと思う。

これほど素朴で、単純で、美しく、そして不安定で、未完成なものが一つの形に完成するということは、およそこの世に起こるべからざることではないか。
奇跡的な作品だ。

Plan9 from outer space

史上最低の映画の誉れ高いPlan 9 from outer spaceを観た。

うーむ、退屈。地球よりはるかに文明が発達した星から来たくせに、この宇宙人は頭が悪すぎる。あげくは地球人に殴り倒されるし。こんな無能な宇宙人なら、侵略されても安心だろう。

どう見ても、灰皿をひっくり返しただけとしか思えないUFOもかわいい。

映像がまったく繋がっておらず、昼間のシーンかと思ったら唐突に夜のシーンになり、その後すぐ昼間になったりする。映像を自然に繋げるって大変なんだな。