『君は、砂漠の壁を越えるのか』

Sabaku


アマゾンから小説を出してみました。
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『君は、砂漠の壁を越えるのか』

~壁を越えるのか、それとも死か?
 若者が挑む極限の物語~

砂漠にそそり立つ巨大な壁。向こうにはオアシスが、こちらには死の世界が広がっている。
壁を越えて生き延びるには、ただ一つだけ開いている門の門番に、賄賂を払わねばならない。
だが、そこに現れた若者は、門番の汚いやり口を見て、賄賂を払うのを拒否する。
若者は、壁を越えて生き残れるのか?

戦慄と幻覚に満ちた、著者による小説第一作。
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魏志倭人伝

魏志倭人伝に次のような下りがある。

「倭人の女は淫乱ではなく、嫉妬はせず……」

これは、いかにも昔の日本人が偉かった証拠というふうにとらわれがちだが、実はそのすぐ前にこんな一節がある。

「大人みな四、五婦。下戸も二、三婦」

つまり、倭人では一夫多妻制が取られていたが、女は嫉妬したりいがみ合ったりしなかった、と言っているだけではないだろうか。