映画『欲望という名の電車』

『欲望という名の電車』があまりによかったので、映画も観てみた。

肉体的で、暴力的で、酔っぱらい――これは、マーロン・ブラント以上の適任はいないだろう。

しかし、ブランチがあまりにかわいそうで、涙が出そうになった。
もとの戯曲では、エキセントリックな女という程度の印象しかなかったのだが。
映画制作者もそれを意識していたようで、戯曲とはラストシーンがちがう。
より哀れで、悲劇的な最後だった。
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偽物は本物を超える

ルーブルの贋作…「アーブル」美術館展 香川・小豆島

これ、面白い。
ここまで下手だと、本物を超えている。

本物に似せて描くなんて誰でもできることで、本物を乗り越え、オリジナリティを編み出すほうがはるかに難しいに決まっている。