贅沢品としての結婚

大塚ひかり『本当はひどかった昔の日本』『本当はエロかった昔の日本』(新潮社)、結構面白い。

面白かったのが、昔の日本人の半分くらいは、生涯結婚できなかったららしいこと。
次男三男はほぼ一生独身で、そもそも結婚自体が贅沢なものだったらしい。
昔話が「二人は結ばれて末永く幸せに暮らしましたとさ」
で終わるのは、要するに結婚すること自体が難しいことだったことの表れである。

よく「日本の伝統的な家庭像」などと言われるが、歴史的事実に照らし合わせると、「そもそも多くの日本人は家庭を持たなかった」が正解のようだ。
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必要悪

「必要悪」という言葉は、完全にナンセンスである。

すべての悪は、絶対的に必要なのである。

万国の猫は団結せよ

猫の労働、夜は何時までOK? 猫カフェ規制で議論


猫カフェの猫って、労働者だったのか。本人(本猫?)は単に寝転がったり猫じゃらしで遊んでいるだけで、働いているとは思ってないんじゃないか。一度猫に聞いてみた方がいい。

猫用の労働基準法でも作った方がいいんじゃないか。労働組合や団体交渉権、最低賃金や残業手当も制定するとか。暇で暇でしょうがない議員はやってみたら。

だとしたら動物園の動物、水族館の魚やカニも労働者として認めて、労働組合でも結成させたらどうか。論理的に考えるとそうなるはずだ。

正しい政府

正しい政府とは、存在しない政府のことである。それ以外はありえない。

アナーキズム

すべての政府は不必要で邪悪である。

この世で唯一自然で正しいのは、政府が全く存在しないことである。