驚異

人間にとって、最大の驚異は自分自身だ。
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音楽への衝動

60歳くらいのおっさんがライブハウスで初ライブしたという映像を見た。
それが、楽器も何もなく、アカペラで延々と歌うという斬新な構成。
本人は、ネクタイにヴェストに髪はオールバックという、完全に古典的なサラリーマンの格好である。

僕は下手ながら一応ギターは弾けるから、僕のほうが数百倍はましな気がしてきた。
やはりやるべきか。
しかしギターは下手だから(というかあまり練習する気がしないから)やはりピアノの伴奏くらいはほしいのだが……。

フェルメール

フェルメールの生涯に関する本を読んでいると(と言っても、彼の生涯はほとんどわかっていないようなのだが)、なんか他人とは思えない気がしてきた。

表層的なところはまったく違うが、本質的に似ている気がするのだ。

ショーンK

ショーンKって初めて知ったけど、面白いな。あれだけ捏造された経歴になりすますというのは、どう考えても卓抜した才能としか思えない。偉人だ。

さらに面白いのが、この経歴詐称で、誰一人被害を被っていないこと。どっかの大学を出ていようがいまいが、彼の語った言葉、彼の美しいウィスパーボイス(聞いたことないが)が変わるわけではない。なぜこんなに大騒ぎするのかわからない。要するにみんながいかに肩書きや権威に弱いかがわかる。

つまり騒げば騒ぐほど、自分の愚かさを宣伝しているのと同じなのだ。

馬鹿げたこと

馬鹿げたことをやり続けるには、凄まじい情熱と愛情が必要だ。

老人がたいて退屈で面白くないのは、そのせいである。

恐夫家

恐妻家という言葉はあるが、恐夫家という言葉がないのはなぜか。

これは、男は実はまったく恐くないことの証だろう。

心と体

心を癒やせるのは、体しかない。

話せばわかる

「話せばわかる」というのは大嘘である。

話しあえば話しあうほど、お互いの齟齬が明らかになり、理解しあえなくなる。

本当に理解しあうには、ただ「沈黙」するしかない。