自画自賛

食べログの自作自演の賞賛コメントって、読めばだいたいわかるな。

誰も聞いていないのに、
「この店はあの店との系列店で、どちらもなかなかよい」
などと内部事情を明かして誉めるのは、間違いなく関係者だと思っていいだろう。 しかも見え見えだ。
客にとっては、そんなことはどうでもいい話だから。

どうせ自画自賛するのなら、もう少しいい声で歌ってほしい。
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普通の人間

普通の人間とは、まったく普通ではなく、明らかに異常な存在である。

そんな人間は存在しない。

10/6 東京読書会27 シェイクスピア『ハムレット』

Hamlet


第27回目の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。
(読書会のみの参加もOKです)

【日時・場所】 10月6日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室6
 
・17時30分~ 食事会
 (四谷周辺の居酒屋。決まりしだい発表します) 

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代込み。大学生は900円、高校生以下は800円)
・食事会……3000円程
     
【定員】 20名
 
【テーマ】
シェイクスピア『ハムレット』

第26回 東京読書会レポート

第26回目の東京読書会のレポートをアップしました。

テーマはマーク・トウェインの『ハックルベリ・フィンの冒険』でした。

マーク・トウェイン

東京読書会でマーク・トウェインの『ハックルベリ・フィンの冒険』を読んだついでに、『トム・ソーヤの冒険』も完訳で読んでみた。

ところが、これが腰が抜けるほど面白かった。
『ハック』がベートーヴェン的に複雑かつ深刻なら、『トム』はモーツァルト的に明朗かつ軽やかといったところか。
『トム』は『吾輩は猫である』、『ドリアン・グレイの肖像』に並ぶ、僕の愛読書のベスト3に入りそうだ。

トウェインがなかなか読みがいがあるということがわかったので、主なところの作品はとりあえず読んでみることにする。
今日入手したのは『アーサー王宮廷のヤンキー』。
19世紀の野暮なヤンキーが、タイムスリップして中世のブリテンに迷い込んでしまうという、SFの元祖とも言われる作品だ。
現れる中世の面々が、みんな迷信深くて騙されやすく、残酷かつ野蛮すぎるのが面白い。
いくら中世の連中と言えども、ここまで馬鹿ではないと思うのだが、これはやはりカリカチュアなのだろう。