永遠の女

女性の言う「永遠」とは、だいたいは「半年くらい」である。

それでも、十分に長すぎるくらいだろう。
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違法の精神

「それは法律で禁じられているから……」
などと、何かを始める前から諦めてしまう人間がある。

しかし、そんなことを言っていると、何も新しいことはできなくなる。
たとえ違法行為でも、それが必ず捕まるとは限らないのだ。

捕まらなければなにをやってもいい、という精神は必要だろう。
多くの先駆者は、みなその精神で偉業を成し遂げてきた。
グーグルやヤフーがまさにそれである。

そして成功したら、違法行為を犯してもまったく構わない。
政治家に裏から手をまわして法律を作らせ、それを合法にしてしまえばいいからだ。
成功する人間は、そこまで先を読んでいる。

偏見

偏見は、決して直してはいけない。糺してもいけない。

偏見は、その人の個性そのものである。

被害者と加害者

この世で、被害者ほど強く、加害者ほど弱い存在はない。

情報化社会

情報化社会とは、どうでもいい情報だけが飛び交い、本当に必要な情報は何一つ手に入らない社会のことをいう。

つまり、今のことだ。

愛と死

太宰治は女と川で心中して死んだと言われているが、実はそんなに単純なものではなかったようだ。

太宰の遺体を検めてみると、彼はほとんど水を飲んでいなかったことが分かった。
つまり、彼は水に入った時点で、意識を失っていたのである。
これは、睡眠薬か酒で酔わされていた可能性を示唆する。

つまり、太宰は無理心中の道連れにされたのであり、女に殺されたということになる。


僕は思う。
太宰って、なんて幸せ者だったのだろう、と。

およそこの世で、愛に包まれながら死んでいくことほど、栄光に満ちた死に方はない。

スマホの謀略

ようやくスマホを買ったのだが、こんなにややこしいとは思わなかった。
「まずグーグルアカウントを入力しろ」と命令されたのだが、入力の仕方がわからない。ドットがどこにあるのかわからない。これは早々に諦めることにした。
メールを送ろうとしたが、アドレス帳の出し方がわからない。これもあっさりあきらめることにした。
お店でセッティングしてもらえばよかったのだが、通販で買ってしまったので、すべて自分でやらねばならない。素直にお店に頼ればよかった。
しかしグーグルアカウントでログインし、GPS機能をオンにしたら、自分が今どこにいるのか、すべてグーグルという私企業に把握されるということか。しかもメールや誰に電話をかけたかという記録さえも。
しかもグーグルは個人情報をアメリカ政府に明け渡していたというのだから、まったく恐ろしい世の中だ。
早くもガラケーに戻りたくなってきた……。

俺はトド 手も足も出ない

トドって、この世界の矛盾や不条理を象徴している気がする。

日本では絶滅危惧種に指定され保護される半面、漁場を荒らすということで年161頭の駆除が認められている。

死刑囚が死なないように病院で延命治療されるようなもので、どこか平衡感覚が狂った物を感じる。
背後に環境省と農林水産省の暗闘もあるのだが。


マナー

マナーに厳しい人間ほど、他者に思いやりがない。

彼らは自分の考える「マナー」を押し通すためなら、他人を攻撃したり強制してもかまわないと思っている。
マナーに厳しい人ほど、道徳心の欠如した者はいない。

変貌

他人を変えることなど、簡単なことだ。

本当に難しいのは、自分を変えることだ。