「吉田照美ソコダイジナトコ」に出演

今朝、「吉田照美ソコダイジナトコ」(文化放送)に出演しました。

スタジオに能登の「フグの卵巣の糠漬け」、日本で一番堅い煎餅だという伊賀の「かた焼き」などが持ち込まれ、珍しい伝統料理の話をしました。
卵巣の糠漬けは、恐ろしいが味が濃く、美味だと好評でした。
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マニフェストは破ってもかまわない

マニフェストというのはもともと『宣言」という意味だから。宣言が実現されるわけがない。

むしろ実現不可能な事を宣言するくらいのほうが、理想主義的で良心的だ。
マルクスの「共産党宣言」も一向に実現されないが、誰も文句はいわない。言うほうが野暮である。

よって、マニフェストは破ってもまったく構わない。文句を言うほうが異常である。

遠藤ミチロウのライブ

昨夜、遠藤ミチロウのライブを始めて見に行った。
ザ・スターリンは世代的に現実には見たことがない。彼を見るのは初めてだ。

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」「No Fun」「オデッセイ・2012 Sex」などの名曲が並ぶ。
中でも、やはりボブ・ディランの曲に勝手に日本語の詞をつけた「天国の扉」は圧巻だった。この詞はディランを超えている。


おまえは独りで死ぬのか
象のように隠れて死ぬのか
恋人に忘れられて死ぬのか……

Knock knock knockin' on heaven's door

俺は天国の扉をたたき壊す
叩き割っても叩き割っても壊れない天国の扉を……



アンコールでは、大好きだったという故若松孝二監督に捧げますと銘打って、「先天性労働者」を歌う。
マルクスの「共産党宣言」の一節をそのまま歌詞にした、スターリン時代の名曲である。


感動した。行ってよかった。
しかし思ったのが、ミチロウがとてつもなくギターが下手なことだ(CDを聴いてわかっていたが)。
さらに歌も無茶苦茶で歌詞を間違えるし、奇怪な、とても音楽的とは言えない叫び声をあげる。観客に嫌がらせをしているとしか思えない。
はっきり言って、前座で歌っていた20代の青年のほうが、はるかにギターはうまかった。

しかし、向上心を全く見せず、上手く・美しくなることを拒否すること――それこそパンクの精神なのだ。それが僕にはよくわかっている。

これからも数か月に一度はミチロウさんを見に行こうと思う。
そして、僕も再びギターを買って歌い始めることにする。
ミチロウの天才的な言語センスと崩壊した音楽感覚が、僕を勇気づけてくれる気がしている。

真実

真実は、薔薇の花束の中に埋ずめてしまえ。

さお竹屋が値上げラッシュ!

例によってさお竹屋が家の近くに来ている。

相変わらず「10年前のお値段です!」と叫んでいるが、よく考えるとこの10年にデフレがあったはずだ。
つまり、10年前の値段と言うことは、実質的に値上がりしていることにならないだろうか?

なかなか正直な商売人じゃないか。
値上げを公言するなんて、なかなかできるものじゃない。

ギター

渋谷にアコースティック・ギターを見に行った。

とりあえず安くてガシャガシャ弾け、ちょっとくらいぶつけても構わないようなものを。

ふたたびギターを弾いて歌い始めようと思っている。

静岡と鹿児島の謎

このところずっと静岡茶を避けて九州のお茶を愛飲している。
今日スーパーで知覧茶がとても安く売られていたので買ったら、家でよく見ると「原産地 鹿児島、製造 静岡」となっているではないか。
こんなことってあるんだろうか。なんでこんな面倒なことをするんだろう。妙に安いのも気になるし……。

産地偽装を疑いたくなる。

大人

大人になるということは、馬鹿になるということなのか。

遠藤ミチロウのライブ

10/28、初めて遠藤ミチロウさんのライブを学芸大学に見に行く予定。

彼が根城にしているライブハウス(アピア)が、すぐ近くにあったとは知らなかった。

東京読書会レポート15

東京読書会の第十五回目のレポートをアップしました。

テーマはカフカの『変身』でした。