Politician is Punk

名古屋市議の河合優って、ものすごくパンクな政治家だな。
公費で女と旅行に行くわ、ポルシェで当て逃げするわ、「俺ほど政治家に相応しい人間はいない」と豪語するわ……これほど政治家に不適格な人間も珍しい。

もっとも政治家というのは汚い商売で、ろくでもない人間ばかりなのだから、「政治家に不適格な人間」とは「清廉潔白な人」を意味する。河村某もさぞかしこいつにはうんざりしているだろう。

地方の政治に風穴を空ける存在になるか……。というか、とっくに風穴は空きまくって、崩壊寸前なのだが。
スポンサーサイト



インドのジャンヌ・ダルク

五輪の入場行進に、何食わぬ顔で乱入したこの女性こそ、インドのジャンヌ・ダルクであり、女神であるとしか言いようがない。
これほど神々しく、美しく、パンクで過激な女性もそういない。

インド選手団のMuralidharan Raja代表代理は「彼女は世界の面前でわれわれに恥をかかせた。インド選手団は(テレビに)10秒しか映らなかったのに、彼女はスポットライトを独り占めにしたとは」と述べ、セキュリティー違反とはいえないものの異常な事態だったとして、謝罪を要求すると述べた。


インドの選手が騒げば騒ぐほど、彼女の偉大さ、光輝、スター性は増すばかりだ。

「俺たちはちょっとしか映っていないのに、彼女はスポットライトを独占した。許せん!」
など憤慨している暇があるなら、自分たちがいかに目立てるかを考えたほうがいい。
笛を吹いて蛇に曲芸をさせるとか、サーベルを呑みこむとか、座禅して宙に浮くとか、いくらでもインドの伝統芸能があるはずだ。

五輪は、目立てば勝ち。スポーツや競技などどうでもいい。
この五輪精神の本質に立ち帰らねばならない。

君はインドの神秘を見たか?

よくわからんが、これこそインドの神秘か。

ロンドン五輪開会式に謎の女性、インド選手団と行進

【AFP=時事】ロンドン五輪開会式で、インド選手団の行進に謎の女性が乱入していたことが明らかになり、インド選手団は大会主催者側に抗議した。

 身元不明の女性は、赤い上着に青いパンツを履いて、旗手のスシル・クマール(Sushil Kumar)選手のそばを歩いていた。だがこの女性は、選手団の一員ではなかったという。

 インド選手団のMuralidharan Raja代表代理は、インド主要紙タイムズ・オブ・インディア(Times of India)に対し「明らかな侵入行為だ」「主催者に抗議する」「(女性が)誰かも知らないし、なぜ会場に立ち入れたのかも知らない。われわれの選手たちと一緒に歩いたなんて恥ずかしいことだ」「謝罪を要求するつもりだ」と怒りを表明した。



後から抗議するくらいなら、初めから自分たちで排除していたらいいのに。
一緒に仲良く行進しておいて、何をいまさら……。インド人の考えていることはわからない。

この女性は、顔つきもインド系だ。まったくの無関係者とも思えない。

実は旗手の愛人だとか? 本妻に自分の存在を見せつけるためにやったとか……。
あるいは UMAか宇宙人か。
いくらでも可能性は指摘できるのだ。

腐肉

「健康」という名の、不治の病に侵されたおまえ……

そのまま輝きながら、腐肉になり朽ちてゆけ

おまえに纏わりつく蠅は、おまえの宝石

おまえの肌を這う蛆は、おまえのネックレスだ。

叛逆者

貧しい者は慈善行為をありがたがっているとよく聞かされる。
中にはそういう者もいるだろう。しかし、貧しい者の中で最高の者は、決してありがたく思ってはいない。
彼らは感謝の念がなく、不満で、不逞で反抗的である。そうあるのが正しいのだ。
なぜ金持ちの食卓からこぼれ落ちるパン屑をありがたく頂かねばならないのか?
彼らは食卓についているべきなのだ。そして、そのことを知りかけている。

人間は餌の悪い動物のように生きるべきではない。
そんな生き方は拒否すべきであり、盗みか税金かでやっていくべきである。後者は多くの者によって盗みの一種と考えられているが。
強盗より乞食のほうが安全だ。しかし、乞食より強盗のほうが素晴らしい。
感謝の念がない、倹約的でない、不満で反抗的な貧乏人こそ真の個性であり、彼らの中には多くのものがある。
人間の歴史を進歩させるのは不逞であり、不逞による叛逆である。

権力者が扇動者に対して放つ言葉は、言うまでもなく正しい。
扇動者とは干渉したがるおせっかいな連中であって、満足しきった社会階級の中に乗り込んで、不満の種をまき散らす。
だからこそ扇動者は絶対に必要なのだ。今日の不完全な状況に置いては、扇動者がいなければ、文明の前進などない。
(オスカー・ワイルド)

正しい政府

唯一の正しい政府とは、政府がないことである。

ツンデレ考現学序説 1

ツンデレの魅力と言うのが、いま一つわからなかった。僕はストレートな愛情のほうが好きだからだ。
ところが最近知ったところによると、ツンデレって、ゲームやアニメだけで通用する魅力らしい。確かに、現実にこんな女性がいたらウザったくて仕方ない。ゲームにもアニメにも興味がない僕には、新しい知見だった。

しかしもう一つわからないのが、なんでゲームやアニメの中だけでは、ツンデレが輝いて見えるのか、ということ。そこが不思議でならない。
それはしょせん、液晶の画面に閉じ込められた女性だから、ツンツンしようが暴れようが、安心して見ていられるからだろうか?
動物園の檻の中で咆哮しているライオンを、小学生がからかって遊んでいるようなものだろうか。
ライオンが檻を破って、暴れ出て来ることなどない(と思っている)ので、気軽に戯れることができるのだろうか。

「FRaU」で東京読書会が取り上げられました

201208cover01l (633x800)


今日発売の「FRaU」8月号で、僕の主催している東京読書会が取り上げられています。

6/3の宮沢賢治『銀河鉄道の夜』の会を取材していただきました。
当日は編集者さんとカメラマンさんがいらっしゃって、編集者さんは一人の参加者として参加してくださいました。
写真も相当数、撮っていただきました。

記事のタイトルは「一つの物語を、様々な角度から味わいつくす」となっています。
よろしかったら、ご覧ください。

7/29(日) トーク・オン・ブック 1

talk-on books


トーク・オン・ブックという会を始めます。

参加者の方に、お好きな本・雑誌・画集・CD……などを数点持ち寄っていただいて、それについて紹介していただき、自由に語り合います。
(ビジネス書、自己啓発書は除きます)

課題図書のある読書会よりも、よりゆるやかな集まりになります。

日曜の午後、知的で優雅? な会話を楽しんでみませんか?


【日時】7/29(日) 16時~18時

【定員】 6名

【費用】 お茶代のみ

【場所】 ルノアール 代々木西口駅前店
 杉岡の名前で禁煙席を予約しています。

なお、mixi、Facebook、ブログで同時に募集します。
参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
ゆる~く始めますので、お気軽にお越しください。

「SPA!」のインタビュー

「SPA!」7/17号の奇食の記事で、僕がインタビューに答えています。

「奇食とは何か、奇食を食べることにどんな意味があるのか」という、非常に根源的な質問に答えています。
こういうインタビューは初めてで、とても面白かったです。
よかったらご覧ください。