自然体

自然体ほど、人間にとって不自然なものはない。
なぜなら、人間とは演技する動物だからだ。
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自分らしく生きたい女たち

80年代の女たちは、聞かれもしないのに「私はどこにでもいる普通の女の子です……」と呟いていた。
中森明菜の「少女A」がまさにその典型だ。
「特別じゃない どこにもいるわ 私 少女A」

今の女たちは、全く逆に「自分らしく生きたい」と主張している。
と言っても、彼女たちが、突然変異的に個性的になったのではない。
みんながみんな「自分らしく生きたい」と、まったく同じセリフを繰り返しているのだから。
没個性ぶりはむしろ深刻化・巧妙化している。

自己責任の行方

このところ「自己責任」なる言葉を全く聞かなくなった。
今度の原発事故で、東電がいっさい責任を取らないことが、誰の目にも明らかになったからだろう。

責任から逃れることは、強者の特権だ。
「自己責任」とやらは、弱者だけにおっかぶせておけ。

1/8(日) 東京読書会6 フランツ・カフカ『断食芸人』+新年会

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(このイベントは定員に達しました。ありがとうございます。キャンセル待ちをmixiにて受け付けています)

第六回目の読書会を開催します。
2012年最初の読書会ということで、新年会もあわせて開催します。
(読書会のみの参加もOKです)

【日時・場所】 20012年1月8日(日)
・16時~18時 読書会
 備屋珈琲店(恵比寿) 貴賓室 ROOM WEST
 
・18時30分~ 新年会
 (場所は未定。決まりしだい発表します)
 
【費用】
・読書会……各自のお茶代+部屋代(300円程度)
・新年会……4500円程度
 
【定員】 10名
 
【テーマ】
フランツ・カフカ『断食芸人』

20世紀において最も謎と神秘に満ちた作家カフカ(1883-1924)の作品です。

復讐

嫌いな人間は、心から愛してやれ。
それが最大の復讐だ。

第五回目 東京読書会レポート

東京読書会、第五回目のレポートがアップされました。

テーマは谷崎潤一郎『春琴抄』でした。