今日の東京スポーツの「かなまら祭り」の記事、最高でした。
大笑いしました。
まず一番初めにどーんと僕の顔写真が出ていて、
「奇祭評論家・杉岡幸徳氏『過激度は日本一』」
と、ぼくがかなまら祭りを褒め称える見出しから始まります。
「奇祭評論家・杉岡幸徳氏も『日本一』と認める性祭『かなまら祭り』が2日、若宮八幡宮境内『金山神社』(神奈川県川崎市)で行われた……」
そして、記者さんによるかなまら祭りのレポートとともに、僕の解説が織り込まれ、
「性器を祭る風習は欧米諸国にない日本独特の文化。(かなまら祭りは)現在は若者に抜群の人気を誇っています」
と真剣に語っています。
そして欄外では、僕が「日本三大性祭」として、「かなまら祭り」「田縣神社豊年祭」「おんだ祭り」を推奨しています。
記事によると、今年もロイターやBBC,フィンランド国営放送などが取材に来てたようです。
このような露骨な性器崇拝は欧米にはないので(かつてはあったでしょうが、キリスト教に駆逐されてしまった)、珍しいのでしょう。
このかなまら祭り、今ではいちおう「有名」になったようですが、実は書籍で取り上げられたのは、僕が2004年に出した
『日帰りで行く関東の祭り』(かんき出版)が初めてです。
祭りが今の形になったのは、比較的新しいんですね。
知名度も上がったのも、その頃くらいからです。