ソーシャルネットワーキングに参加した

誘われて、ソーシャルネットワーキングのMixiに参加した。
ついでに調子に乗って、いろいろなコミュニティに参加しまくる。
つくづく、僕は関心範囲が広いと思う。
祭りから、出版関係、マスコミ、東南アジア、クラッシック音楽、現代芸術まで。

ソーシャルネットワーキングというのは、友人が紹介してくれないと、参加できない。
これは、インターネットへの叛旗だ。
誰でも参加できるインターネットへの、アンチテーゼなのだ。

しかし、例えばネズミ講は、わずか十数世代で、世界の人口を超えてしまうと言う。
つまり、いくら「友人が紹介してくれないと参加できない」と言っても、実質的には誰でも参加できるのだ。
「友達の友達……」というふうにつてを伝ってゆけば、簡単に全人口を超えるだろう。
そして、すぐにインターネットと同じになってしまうだろう。

本当に閉ざされた、信頼できるコミュニティを作るには、以下のような方法しかないかもしれない。
ヨーロッパの貴族クラブのような方式だ。
・紹介者は三人以上、さらに理事や役員の承認を必要とする。
・高い年会費を取る。

タダだから、みんな好き勝手に参加したがるのである。
インターネットの本質は「タダ」だが、そのことが、僕らの価値観に奇妙な変革を与えてしまったような気がしてならない。
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「お客さ~ん、サイコーよ~!」

友人の編集者に誘われて、白山の根津神社の祭りに行ってきた。
そこで、変なおっさんを見つけた。

このおっさんは、メガホンをもって神輿を先導しているのだが、やたらと「サイコー、サイコー!」を繰り返すのである。

「はいみなさん、サイコー、サイコーです!もっと左によって、車が来ますよ、はいサイコーサイコー、もう今日はサイコーの盛り上がりよ!サイコーサイコーサイコー!」

法の華の福永法源みたいに、やたらと「サイコー」を連発して喜んでいるおっさんである。
まるで場末の中年ストリッパーが、客を挑発して喜ばせているみたいだ。

神輿の渡御を終え、神輿を置いて休息する男たちに向かって、おっさんはまたメガホンで一言。

「みなさん、今日はサイコーでした!根津神社の祭りは300年の歴史がありますが、その中でもサイコーの盛り上がりでした!サイコーサイコー!」

よくわからんが、この祭りでは、300年にわたり「サイコー度ランキング」を記録しているらしい。
その中で、今年は一番だったのだろう。

なにを根拠に言っているかわからないが、そういうことを深く考えさせないあたりが、祭りの熱狂であり、偉大さなのだろう。

DoCoMo Colors Of Life

9月18日(土)に、J-Waveの「DoCoMo Colors Of Life」に出演し、奇祭について語ってきました。
自分の出た番組を聴くのは気恥ずかしいものですが、自分でも聴きいってしまいました。

やはり編集の妙と言うのは偉大なもので、僕のコメントがうまくアレンジされていて、寸分の無駄もない構成になっています。
僕は「笑い祭り」と「悪態祭り」について話したのですが、ナビゲーターのロバート・ハリスさんが、「悪態祭り」をえらく気に入ってくれていたのが面白かったです。
「いやー、一年に一回、悪口が言い放題の祭りって、いいですね~」
とね。

こういう楽しい番組出演は、またやりたいですね。
番組スタッフのみなさま、ありがとうございました。

関西テレビで取り上げられます

9月15日、関西テレビの「2時ワクッ!」(14:05~15:30)で、僕の奇祭の写真が取り上げられます。
取り上げられるのは、ジャランポン、ヘトマトなど。
出演者は、山本浩之アナウンサー、ちはる、太平サブロー、シャンプーハットなどで、お笑い芸人が出てくるのが、さすが関西の番組です。
ぜひご覧ください。

J-Waveに出演します

9月18日(土)に、僕は東京のFM局J-Waveの「DoCoMo Colors Of Life」に出演します(17:00~18:00)。
ナビゲーターは、ロバート・ハリスさんです。

奇祭評論家として、奇祭の魅力、おすすめの祭り、奇祭
と人生について、愛について語ります。
今までゲストには、柴咲コウ、浅野忠信、江国香織、ティムバートン、吉田英彦などがいたそうです。

こういうラジオやテレビ出演は、活字とはまた別の興奮があって、楽しい。
ご感想をお待ちしています。

ある朝

ある朝、六時ごろ起床。このところ早起きだ。

布団の中でNHK-FMの「朝のバロック」を聴きながら、うつらうつら。
最近、朝の枕元で、この番組が流れていることが多い。
朝の輝きと、バロック音楽の音のきらめきが、これほど似ているのはなぜだろう。

ひとところウトウトした後で、外に出かける。
近くにあるコンビニで東京新聞を買い、喫茶店で朝食。

新聞を読みつつコーヒーを飲んでいると、いつかチャップリンの短編映画の背後で流れていた、物悲しく優雅な音楽を聞く。
チャップリンの映画には、滑稽さと隣り合わせにいつも物悲しさがあるのだが、この音楽は、そんなチャップリンの悲しみに、ぴったりマッチしていたなあ。

聞いているうちに気持ちよくなってしまい、ついついコーヒーをもう一杯頼む。
音楽の効用は、こんなところにあるのだろう。

「ささらすり」を見に

明日から、長野県の小谷村に「ささらすり」という奇祭を取材に行く予定。
ひょっとこが巨大な男根で観客を追い回すという、エッチ系の祭りだ。
一日には、滋賀県に「芋くらべ」という祭りを見に行った。
これはまじめと言うか、見ていて頭がおかしくなってくるような、シュールな祭り。

小谷村はスキー場があるような僻地である。
一泊の予定だから、ノートパソコンなどは持っていかない。

これで、毎日義務のようになっていた、メールチェックやサイト閲覧から解放されるのだ。
早く、地球からインターネットや携帯電話が消滅し、平穏な世界が戻ってくることを望んでいる。

天気予報のマーフィーの法則

僕は暑いのが嫌いである。
だから、夏はいつもユーウツになったりする。

必然的に、
「明日は何度になるだろうか……」
と気になって、天気予報に注目してしまうのだが、この天気予報が、このところまったく当たらない。

不思議なことに、外れ方にも法則があって、必ず「僕の期待を裏切る」方向に外れてくれるのだ。

予報で、「明日は曇りで最高気温25度でっせ」と出る。
僕は、
「ああ、明日はけっこう涼しいんだな……」
と安心するのだが、これが決して当たらない。
必ず、朝からカンカン照りで、気温も優に30度を超える。
逆はほとんどない。高い気温を予告しておいて、実際には涼しい、ということはまずない。
なんでだろう。

天気予報とは、「夢を売る商売」なのだろうか。
それで、僕に「明日は涼しいんだな」と期待させておいて、実際にはカンカン照りの気候を用意しておくのだろうか。

天気予報のマーフィーの法則。
単に、「天気予報は当たらない」とも言う。

サッカーと布っ切れ

モバイルジャアク旅日記」というメルマガを愛読している。筆者は藤井伸二さん。
ときどきなかなかにスルドイ意見も述べられていて面白いのだが、先日の中国でのサッカー騒動について、こう書かれていた。ちなみに、藤井さんは熱狂的なサッカーファンである。

こういう暴力沙汰はJリーグもけっこうすごいし、俺の知り合いのフーリガ
ンなんかも「やれ」「いいよ埋めて」「ポアしろ」とか冷静に言って、実際ス
タジアムの通路とかで死なないのが不思議ってくらい敵──すごいよねえ、こ
の言い方──を痛めつけたりしてるとか。負けたo監督の家に街宣車で突入し
て次節の必勝を念書させたりもするらしいけど、こうなるともはや試合とは別
の話だ。
 今回は中国の客も荒れてたけど、日本人サポーターに負傷者はいないみたい。
だったらいいんじゃないの? それならJリーグのほうが恐いぞ。(第1147号)


そう、いいんじゃないの?あの程度だったら。
誰も死ななかったし、負傷者も出なかったし。
「サッカーは戦争だ」(ジーコ)と言うが、あれが戦争なら、お子ちゃまの戦争だ。

なに、日の丸が燃やされたって?破かれたって?

いいじゃないの、それくらい。いくらでも燃やしていただきたい。
ただの布っ切れだ。
布っきれを燃やしても、僕の肉体は、少しも傷つきはしない。

僕のサイトが紹介されています

僕のホームページが、「これいくら?ドットコム」の「イケてるコンテンツ」で紹介されています。

ちょっと恥ずかしいが、うれしい。
9月15日まで掲載されるようですよ。