ガールクラッシュ

ガールクラッシュというのは、やたらとゴテゴテ化粧したり着飾ったりしているのはなぜか。どう見ても不自然だ。
昔の日本のガングロギャルやヤマンバギャルに似てるな。

「自分らしく自然体でありたい」と思えば思うほど、化粧が厚く服装が重くなっていくパラドックス。

見方によると、昔の西洋のコルセットをつけた婦人方に似てなくもない。
つまり、むしろ不自由になっているのである。
スポンサーサイト



原宿の幻聴

原宿でフィッシングベストが流行っているらしいことに驚いた。そう言えば、昔ラジオを聴いていたら、「いま原宿では若者がタクアンを食べながら歩いています」と言っていたが、あれは幻聴だったのだろうか?

カップヌードルが出た頃には、銀座で若者がカップヌードルを食べながら歩くのがお洒落だったと聞いたから、あり得るのかも。

おばはんのファッション

異様につばの大きいサンバイザー、意味もなく長い日よけの手袋……。
この間は、頭を黄色と黒の「虎模様」に染め抜いているおばはんを見た。

本当に、おばはんのファッションセンスは、もはや人類の理解を超えている。

不自然なものは美しい

不自然なものは美しく、自然なものは醜い、ということが言えそうだ。

古来、コルセットから纏足、ハイヒール、厚底ブーツからガングロ、極端なダイエットブームまで、「美しい」とされてきたものは、たいてい不自然で健康に悪いものばかりである。

僕らの心の中には、不自然なものを賛美し、自然なものを憎むという不思議な美意識が巣くっているのかもしれない。不自然さこそ、文明の本質なのだ。
だから、僕らはこんな異様で畸形な文化を賞賛し、ますます異様になるように努力するべきである。
グロテスクこそ美であり、ファッションなのだ。

芸術(art)は常に人工的(artificial)であるように、芸術家とは不自然で人工的なものを、必死で作り上げて賛美する人々を言う。