孤島の反逆者

“現代文明を拒否する島”で悲劇 宣教師の男性が…


こういう閉鎖された島の人間の心理はどうなってるのか興味がある。やたらと外部に対して攻撃的とあるが、中には穏健派もいて、攻撃しないと男らしくないとか言われるから、やむを得ず攻撃する者もいるのでは。

こういう島にも反逆者がいるのか。それとも、反逆者をシステムに吸収してしまう仕組みがあるのだろうか。

僕がこの島に生まれていたら、絶対に息が詰まって脱出すると思う。

150人しかいないらしいから、すべて顔見知りで血縁関係なんだろうな。うんざりしないだろうか。内部では仲良くしないと行けないから、攻撃性が外部に向かう?
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不可知

下川裕治『「裏国境突破 東南アジア一周大作戦』を読んだ。

このインターネットの時代にも、どこかの国境が開いているかどうかは、現地に行かないとわからないらしい。

今の時代にも、不可知のものがあるとわかり、ほっとした。

反・下町としての浅草

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隅田公園で見たミュージシャンのおっさん。発泡スチロールをドラム代わりに叩いている。

みすぼらしいが、よく考えるとこれはヒップホップと同じである。ヒップホップは、もともと楽器を買えない貧乏な黒人が、段ボール箱などを叩きながら路上で喚いていたのが始まりだ。

だとしたら、これは、新しい音楽の誕生の瞬間に巡り会えた、と言えなくもない。

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橋の下の封鎖されたパン屋。
何がF1なのかは不明。


浅草は、もはや下町ではない。
正しくは「下町を装ったテーマパーク」で、下町の雰囲気に惑わされた観光客から有り金を巻き上げる人情の町である。
その証拠に、ランチが2000円したりする。
とても下町価格とはいえない。

もっとも浅草らしい、下町らしいと思ったのは、天ぷら屋でも饅頭屋でもなく、トルコ人の経営するケバブ屋だった。
もともと下町というのは、得体の知れないよそ者が流れ着き、得体の知れない商売を始めるところに真骨頂があったのではないか。

原宿旅行

五年ぶりくらいに原宿に行ってきた。
こんなところにはめったに行かないので、ほとんど外国旅行と同じである。いろいろ奇怪な風景を目撃した。

おそらく観光客であろう外国人が非常に目立つ。
そして、スーパー並みに大きい2階建てのダイソーがあるのには驚いた。

こんなところに100円ショップを置くなんて、誰が買うんだと思っていたら、外国人で大賑わいだった。
土産物でも買うのだろうか。

それにしても、100円ショップは中国製のものが多いだろうに、それを日本製だと思って喜んで買っていく旅行者はなんなんだと思った。
もっとも、彼らには日本と中国の区別などついていないのだろう。
よく考えると、僕もついていなかった。

LCCに乗る

北九州に行くのに、初めてLCCを使うことになったが、なかなか面白い。

・国内線なのに、なぜか成田まで行かねばならない
・送られてきたPDFの旅程表が崩れていて、文字がほとんど読めない
・「さっさと金を振りこまんかい」というメールが頻りに来る

まあ安かったらいいのだが、なんか昔のスカイマークのほうが安かった気が……。