ネギトロ丼VSたこ焼き

ネギトロ丼にはネギもトロも入っていないという話を聞いたが、本当だろうか。もともと「マグロの身をねぎ取る」という意味で、ネギもトロも関係ないらしい。最近のニュースで最もショックだ。

しかしこれには諸説あるらしい。言い訳かもしれない。
前に、テキヤから買ったタコ焼きにタコが入っていないので文句を言ったら、「タコ焼きはタコつぼのような入れ物で焼くからタコ焼きと言うのであって、もともとタコは入ってないよ」と言い訳されたという話を聞いたことがある。
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現代のアブサン?

ストロングゼロという酒が評判になっているらしいけど……これは現代のジンやアブサンか?
明らかに酔い方がほかの酒と違う、人間を堕落させる、悪魔の酒との評価を得ているようだが。
僕は下戸なのだが、試しに飲んでみよう。
ちなみに、アブサンにはほかの酒とは明確に違う、不可解な浮遊感があった。

謎なゼッポリ

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某イタリア風バルで食べた、「ゼッポリ」という、ナポリのジャンクフード。どこかセクシュアルな形をしているが……。
海苔をピザの生地に混ぜて揚げたものらしい。
日本で言えば「文化フライ」みたいなものだろうか。


それにしても、西洋人が最も嫌がる日本の食べ物は、刺身でも納豆でもなく、海苔だと思っていたので、ナポリにこんなものがあったとは知らなかった。
西洋人から見ると、「黒い食べ物」というのは「黒カビ」を連想して、存在自体が信じられないらしい。
もっとも、ゼッポリに練り込まれていたのは、黒海苔ではなく青海苔だった。
イタリアでも南部と北部では違うのだろうか?

ナポリには一度行ったことがあるが、かなり柄のよろしい土地柄で、駅前で変なオッサンに絡まれて困った思い出しかない。

その海老の天麩羅は、一つの謀略であった。

時々某コンビニで幕の内弁当を買うんだけど、
消費税が8%に上がったにもかかわらず、値段は据え置きだった。

「おお、良心的な会社だなあ」
と感心していたのだが、弁当の蓋を開くと、何やら雰囲気が違う。

よく見ると、海老天が「鳥天」になっていたのだ。
鳥天は棒状で、一見すると海老天とまったく区別がつかなかった。
しかし確かによく観察すると、海老についているはずの尻尾がない。

これは詐欺じゃないか……と怒り狂って蓋のラベルを見ると、小さく、
「鳥天つき」
と書いてある。

つまり、完全犯罪なのである。

調査捕鯨禁止……鯨の竜田揚げで乾杯!

とうとう「調査捕鯨」とやらも中止が決定か……。

そりゃあれだけ南極で鯨を捕りまくって、市場に肉を横流しして、「これは科学的調査です」などと言っても通用するわけがない。

「捕鯨は日本の伝統」というのは大嘘だと、僕は『世界奇食大全』の中に書いている。
鯨肉が広まったのは戦後のことだし、昔の日本では鯨を神聖視し、食べるどころか決して手を出さない地域も多くみられた。
「伝統」なるものは、たいていは政治的にでっち上げられたものであり、伝統がどうのこうのと言う奴は、まず詐欺師と見ていい。


商業捕鯨は採算が合わないので、どの企業もやらないだろう。
これでめでたく日本での大規模な捕鯨は中止。
とりあえず、鯨の竜田揚げで勝利の乾杯をすることにする。