映画「ミッドサマー」

映画のミッドサマーを見た。ヒロインの子はけっこう好みかも。

しかしこれはホラー映画なのか。ストーリーはどうでもよく、儀式や教会などの細部の作り込みが重要という気がした。

ホラー映画は闇の中で行われるものが多いので、あえて終始白夜の中で撮ったのは新しいのかもしれない。

映画のレビューサイトを見ると、「最悪な映画」「絶対に見てはならない」「とにかく気持ち悪い」と、みなさん大絶賛のようだった。
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映画の評価の凋落

アマゾンプライムができてから、映画の見方が変わったと思う。タダで映画が見れるわけだから、ゲームでもやりながら映画を見て、内容がよくわからず、怒りの低評価レビューをアマゾンに書く、と言ったパターンが多いと思う。映画を作る人から見たらたまったものではないだろう。

自分で映画館に行ってお金を払うなら、もとを取りたくてそれなりに真面目に見る。損はしたくないから、無理矢理にでも感動しようとする。結果、まぁまあ良好な評価が集まる。

アマゾンプライムにはそれがない。結果的に酷評するレビューが集まる。アマプラの出現により、映画の評価や見方が変わったと思う。たぶん映画人にとっては嬉しくないだろう。

映画「来る」

「来る」を観た。
結局、誰が善で誰が悪なのかさっぱりわからず、混乱のまま観客の前に投げ出したような映画。女の子が結局悪魔だったのか天使だったのか、わからなかった。
もちろん、それは製作者が意図的に作り出した混乱なのだろう。

民俗学云々の話は、よくわからず。

それにしても、主人公の育メンぶりを、あそこまで執拗に描く必要があったのだろうか。
育メンシーンだけで30分くらいあり、「これは子育て映画なのだろうか」と思ったほどだ。

徳川埋蔵金の謎

徳川埋蔵金のドキュメンタリーを見た。前から思っているが、埋蔵金の世界は完全に狂気とオカルトの世界だ。爺さんが何か石を発掘して「ほらここに〇〇〇と文字が書いてある」としゃべるシーンには戦慄した。どう見ても、そこには文字など何もなかったからだ。

ちょっとでもひっかき傷や窪みがあると、それが埋蔵金のありかを示す文字の列に見えてくるわけ。

「かごめかごめ」に埋蔵金のありかが歌いこまれているとか、ある寺の門に書かれた漢詩が埋蔵金のありかを示す暗号なのだ、といった説もそう。埋蔵金に心を奪われると、すべてが埋蔵金を指し示すものに思えてくる。

そもそも埋蔵金を埋めた人が、なぜわざわざ金のありかを歌にしたり、寺の門に書いて宣伝するのだろう。埋めた人からしたら、簡単に見つけてほしくないのに。埋蔵金を埋めた人の心理に立ち返るべきではないだろうか。

Plan9 from outer space

史上最低の映画の誉れ高いPlan 9 from outer spaceを観た。

うーむ、退屈。地球よりはるかに文明が発達した星から来たくせに、この宇宙人は頭が悪すぎる。あげくは地球人に殴り倒されるし。こんな無能な宇宙人なら、侵略されても安心だろう。

どう見ても、灰皿をひっくり返しただけとしか思えないUFOもかわいい。

映像がまったく繋がっておらず、昼間のシーンかと思ったら唐突に夜のシーンになり、その後すぐ昼間になったりする。映像を自然に繋げるって大変なんだな。